キーボードのタッチタイピング(キーボードを見ずにタイプすること)を学ぶ際、
最初に覚えるべきキーは何でしょうか?
もっとも使用頻度の高いリターンキー?ホームポジションの「F」と「J」?
いえいえ、実は「デリートキー」なんです。
つまり、打ち間違えた文字を消すキーです。
この場所を最初に覚えれば、間違ってタイプしてもすぐに打ち直すことができますから、
記憶が不確かでも思い切ってキーを打つことができるようになり、
即日、タッチタイピングできるようになります。
もちろんキーの打ち間違えは多いですが、タッチタイピングができるようになると
キーボードを打つ頻度も高くなりますので、あとは使いながら自然と上達します。
前置きが長くなってしまいましたが、英語学習も同じなのです。
英語が苦手な日本人が、まず最初に覚えるべきことは挨拶や理想的会話などではなく、
相手が何を言っているのかわからなかった場合の回避方法です。
町でガイジンからいきなり話しかけられてしまったとき、
いかにして逃げ出すかなのです。
逃げればいいじゃんと言っているわけではありません。
いつでも逃げられるという安心感があれば、人は恐れず英語に接する事ができるのです。
私が気楽に英会話できるようになったきっかけは、
「Sorry?」(え?)
を知ったときからでした。
これが、英会話におけるデリートキーです。
相手がわけのわからないことを言っていたら、とりあえず「Sorry?」でいいのです。
短いですし覚えるのも簡単です。
いっけん、何の問題解決になっていないように思われるかもしれませんが、
タッチタイピングと同じで、まずは聞き取れなくてもいいから、うまく喋れなくても
いいから、英会話することで、あとは次第に覚えていくことができるのです。
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